2008年08月27日

初めての入院 その5

5日目も同様で子供らが来てくれた以外はどうって事ない1日であったが、朝の処置時はやはり憂鬱になってしまう。痛いとか怖いとかじゃなくて、なんかもう、このぉ、鼻の奥、すなわち顔面の中心をいじくられ続けると、なんと言っていいのかうまく説明できないが、大げさに言うと精気を奪われるという感じで、とにかくめげてしまうのである。その事が今回の入院生活の中で最も想定外で、最も辛い事であった。

定期的に血圧とか体温を測りに来られたが、この日の女性看護士さんは若くなかなかかわいい人で、
「へぇ〜、そーなんや〜」
とか
「ていうか、あんまり○○やんかぁ〜」
と、いわゆるタメ口で返してくれる今風の若いおねーちゃんであった。ワシもしんどいくせにちょっとは盛り上げようと、しょーもない話をしたりと、それなりにがんばってみた。そのおねーちゃん、ぃや看護士さんが血圧を測ってくれる時、ワシの右手を握り、自らの太ももを軽く上げ、その付け根辺りに導いて頂いた。(太ももを台代わりにして測られた)太ももの付け根… ちょっと手を伸ばせばそこは… 普通だと若い女子のそんな場所に手が触れるなんて絶対にアリエナイザーなので、ワシの心はときめいた^^; その事が今回の入院生活の中で最もエキサイティングで、最も嬉しい事であった。(管を抜いてもらったのは痛かったので番外)

そして6日目、退院の日。鼻の方はまだまだだが、気分的には退院という事もありだいぶリラックスしていた。嫁に来てもらい荷物の整理や、退院の手続きをし、めでたく退院となったのだが、部屋を出てエレベーターに乗る時、看護士さん達5、6人に見送って頂いた。そんな鼻くらいで大げさな… 芸能人みたいに誰か花束持ってきたらどうしょー… とかアホな事を考えながらも、お礼を言ってエレベーターで降りていった。

最後の支払いの時にアンケートを提出した。入院期間中の様々な事や、医師や看護師、治療、入院費に至るまで項目があった。特に大きな問題はなかったのだが、思った事をありのまま書かせていただいた。無記名ではあったが、年齢40代とか、入院日数とかチェックするところがあったのでだいたいバレてしまうやんみたいなアンケートだった。だからちんちんの管を抜く時は絶対に女性看護士で、出来ればゴム手袋をはずして欲しいというような個人的な要望は間違っても書けなかったのであった。


今回の入院で学んだ事

○看護士さんは男性より女性の方が単純に嬉しい。
○かといって期待するような出来事はそうそう起こるものではない。
○平日の昼間のTVはたいした番組がない。
○かといって絶対に見ないかというとそうでもない。
○ちょっとした手術のちょっとした入院生活を甘くみてはいけない。
○かといってもっともっと大変な病気の方々がたくさんいらしゃるという事をよく認識して、こんな事くらいでガタガタ言うてたらあかんと前向きに生きなければならない。
○医療費もバカにならない。
○かといって放っとく訳にもいかない… 
○だからこそ… 健康であればこそ… 
 
 健康が一番!って事!




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2008年08月20日

初めての入院 その4

4日目はちょっとした覚悟のいる日でもあった。術後鼻の中に詰められていたガーゼ類を抜く日なのだ。入院前、ネットで仕入れた情報によると、このガーゼ抜きというのが結構な荒行のようなのだ。手術によって傷ついた鼻の奥から血に染まった大量のガーゼを抜き去る… 想像しただけでも痛みを感じてしまう… ただ救いなのはこのガーゼ、最近は患者の負担軽減の為、コンニャク状のつるっとしたタイプのものを用いているので、以前よりは遙かに楽になったという情報も得ていた。果たしてどうだろうか? 

朝7時半頃から始まった。ワシと同じ日に同じような手術をした人3人が対象だ。ワシは2人目だった。処置室の前で前の人が終わるのを待った。不安と恐怖が増幅していく… 最初の方が10分くらいで出てこられた。ちょっと年配の方だったが、その表情からはあまり苦痛を感じさせず、
「お先でした」
と軽く会釈をされていった。おぉ、これなら大丈夫か… 案ずるより産むが易しか… ワシの番がきた。

たいした会話もないまま
「じゃぁ、抜いていきましょか」
てな感じで始まった。
「これ、持っといて下さい」
と言われ、ステンレスのトレイを渡された。顎の下でそれを受け皿のようにして準備完了… 抜いたら楽になるやろなぁと思う気持ちと、痛かったらどうしょーという不安とが交錯しまくる。

鼻の穴をグイッて開けられピンセットでガーゼが1本1本抜かれていく。左右各4本ずつ詰められていたので合計8回この処置が行われた。自分が持っているトレイに血まみれのコンニャクガーゼが置かれていく。でも絶対に見ないワシ^^; うん、確かに辛いことは辛いが、痛みという事に関してはさほどでもない。さすがはコンニャクガーゼ… 処置は進み最後の1本を残すのみとなった。だが、なかなか出ない… というか、最後の1本を探しているような感じで先生の持つピンセットがあちこちをつまむ… 痛いて、痛いておっさん… 心の中で叫びながら耐えた。あれ〜、おかしいなぁ〜みたいな感じで先生も焦りだす。不安と恐怖の真っ只中のワシはもう鼻汁やら鼻血やら涙やらでボロボロの顔になっていたであろう。で、なんとなく感じる事があったので言ってみた。
「あろぉ〜(あの〜) のろ(のど)のほうからなんか出てきてる気がするんですけど…」
「あ、ほんまに? ちょっと見せて」
大きく口を開けられ覗き込む先生。
「あったあった!」
宝さがしか! 今度は口の中へピンセットを進入させ、つるっと抜かれた。
「おえぇぇぇーっ!」
と一瞬ゲロりそうになったが無事完了。おそらく最後の1本がまともに抜かれていたらそれほどの荒行ではなかったかもしれない。が、ワシはその1本のせいで時間もかかり、苦痛度倍増、いや3倍増くらいの経験をさせてもらった^^; 

処置室を出る時は最初の方のような余裕はまるでなく、ひどい、あんまりだわ! と姑に苛められ部屋を出て行く若嫁のようにうつむきながら半泣きで出て行った。でも、なんだかんだいうても、ガンガンに詰められていたものがなくなったのだから、楽になった事は確かだった。飲んだり食ったりもものすごーく楽になった。でも、1日2回の点滴やら飲み薬やらで、ぼんやりと眠たい1日であった。


続きは次回で(おそらく最終回)





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2008年08月13日

初めての入院 その3

「○○さん? ○○さん?」
肩を叩かれて起こされたようだが、まだボーっとしている。
「今何時ですか?」
ワシが聞いた。
「3時半です」
「マジっすか!」
みたいな会話があった。手術約2時間を含め3時間くらい完全に眠っていた。その後も夕方までうつらうつらしていたと思う。

なんか妙にちんちんが痛いと思ったら排尿の為の管が通されていた。手術中からと術後ふらついて危ないからという事でこういう処置になっているようだが、これもお初だったのでちょっとキツかった。麻酔のおかげでまだボーっとしているのと、止血の為、鼻に一杯詰められてるのとで、かなり苦しい状況であった。ちんちんがかなり痛く感じてきたので看護士さんに訴えると

「じゃぁ抜きましょうか?」

と…

「抜いて下さい」

男女間でなんちゅう会話やと、しんどい状況下でもチラっとそんな事を考えているハゲちゃびんなワシ… 続けて看護士さんが
「もしあれでしたら男性の看護士呼んできましょか?」
と、とんでもない事を言い出したので
「いえ、全然平気ですから…」
と、苦しみながら早くしてくれと訴え続けた。間違っても
「是非あなたの手で、その手で抜いて欲しいのです」
等とは言えないが、こういう状況下でも心底そう思っていたエロ坊主なワシ… 
「はい、じゃぁ抜きますねぇ」
と、薄いゴム手袋をはめてからワシのパンツを降ろしてちゃんとワシの愚息をつまんで抜いて下さいました… 管をね… 管を… ちょっと痛かったけどめでたしめでたし… アホか^^;

こんな事を言っていると、なんだか楽しそうに思われるかもしれないが、術後はかなり大変だった。さっきも言ったがまず鼻にガンガン詰められているので息苦しいのに加え、やはり鼻中の痛みが襲ってきた。痛み止めを飲んでなんとか耐えられるようにはなったが、食欲はなく夜は何にも食べられなかった。夜中もかなり苦しくあまりほとんど寝られない感じで過ごした。3日目(手術翌日)もボーっとした1日だった。当然鼻の中は昨日のままで、血が出てくるので綿球(脱脂綿を丸めたもの)を自分で交換しながら過ごした。食欲は出てくるものの、鼻が詰まっている為、食べにくい事この上ない。おまけに味がよくわからない。ついでに耳はキーンと痛くなってくる… 要するにひたすら耐えるだけのような時間が過ぎていった。どうせ暇だろうと持ち込んだ文庫本など開く気にもならない。睡眠不足と薬のせいで眠たいのに、息苦しくて寝られない。喉の方にも血が流れてきてしょっちゅう吐きに行ったりして… 

うっとうしさ最高潮の3日目であった。


続きは次回で…




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2008年08月06日

初めての入院 その2

手術前日に入院。たった6日間だがなんだかんだと荷物は多い。初日はいろいろと説明やら、質問やらで複数の人間から同じような事を聞かれ結構うっとうしい思いをするも、基本的には、ただの元気なおっさんなんでどうって事はなかった。ただ明日は手術という事でやはり緊張気味なのか、ゆっくりと本でも読もうかとかそんな気にはなれなかった。

初日で1番ショックだったのは、担当の看護師さんが男だったという事だった。2人きて、共に20代の若い人たちで、1人がシャンプーハットのテツジにそっくりだった。いきなり失礼かなとは思ったものの我慢できない質のワシは、
「自分、シャンプーハットのテツジに似てるて言われへん?」
と聞いてみた。
「最近よく言われます」
と静かに彼は言った。だが、大して盛り上がる事もなく、その後のワシと彼との間の距離感をグッと縮めるようなキッカケにもならず、事務的に済まされてしまった。だが、担当の看護師さんは日替わりみたいな感じなのか、夕方には30代後半であろう女性の看護士さんがやってきた。女性だというだけで嬉しいワシ。バカ話もできてちょっとは気が晴れた感じで初日は終わっていった。

2日目、手術当日… 朝から絶食だ。手術は昼12時半頃の予定である。それまでは体温やら血圧やらを測ってもらいながらも昨日からの女性看護士さんとはにこやかに談笑するワシ。11時頃には嫁さんが来てだんだんと手術の時間が近付いてくる。点滴を通され準備モードに入っているのを実感する。で、どんな手術かというとですな、すべて内視鏡を鼻の穴から入れて全身麻酔下で行われるものである。だから外側からどこかを切ったり、唇の裏側をガバっと開けたりする様な事はないのである。でも怖いのである。

覚悟はしてきたものの時間がきたらほんとに妙な気持になった。看護士さんと嫁さんと点滴のぶら下がってる棒と共に手術室まで歩いてエレベーターに乗って行った。ドラマでよく見る[手術中]という赤いランプが目に飛び込んでくる。案内されるがままにその中に… 看護士さんのような白い服じゃなくて、緑色の手術着を着用した人達が5、6人いる。結構若い。おまえら手術部か!等と心の中で突っ込む余裕は当然ない。あまり今までに経験した事がない、緊張とも恐怖とも違う、妙な気分のまま手術台に寝かされた。しばらくして急に酒を飲み過ぎてクラクラしてきたような感覚(といってもほんの1、2秒)が襲ってきた。

続きは次回で…



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