EGさんが言った
「どうでした?」
「最初に行った方がよかったですわ」
「そんな事ないですよ、ひどかったですもん私んとこ」
「ワシんとこもたいがいでしたでぇ」
とまぁだいたいこんな感じである。しかしなんやかんや言いながらもみんな昇天しているのである… とりあえずは^^;
「ごめんなぁ 失敗やったなぁ^^」
と言いつつも、まだまだ笑顔のMMさん。
「いやぁ、こんなもんでしょー」
「しゃーないっすよねぇ」
と心にもない適当なフォローを入れる私とEGさん。
「ほな次行こか、こんなんで終われへんやろー」
MMさんの足取りが速くなった。
「つ、次って…」
「やっぱ自分で調べといたとこ行っといたらよかったなぁ、そこ行こ、そこ、○○学園」
「○○学園て、MMさん… まだやりますのん?」
見つめ合う私とEGさん。MMさんは大いにマジメに言っているようだ。
「なんでーなぁ、かまへんやん、行こや行こや、絶対こっちの方がええでー」
こっちがええとかそっちがましとかの話ではなくて、そういう店をはしごするというその気力というか体力というか精力というか… そういうのがもう失せているという事で二の足を踏んでいるのである。なんやかんやと不満はあったものの、とりあえず一旦満足させられてしまった以上、そない続けて出来ないし、やりたくもないとなるのが普通だと思うのだが… 19、20歳ならいざ知らず^^; 因みにMMさんは54歳である。(カレーライスを注文して、間違ってハヤシライスが出て来て、でもそれでもええかという事でハヤシライスを食べて、とりあえずお腹は満足したのでもう食べられないと思うのだが、MMさんは何が何でもカレーライスが食べたいとおっしゃるんです)MMさんは私達が行くものと思ってどんどん足を速めていった。無視して帰るわけにもいかないので、なんとか思い止まらせようと
「ちょっともう、そっち系はやめときましょうよ」
とか言ってみた。
「弱気やなぁ自分らぁ」
あんたが強気すぎんにゃがな^^;
「ほな、ソープにしょーか、ソープ、ソープ行こや」
ソープソープてごっつい声で…
「一緒ですやん、それやったら始めっからソープ行ったらよかったんですやん…」
とチラっと本音が出たりもした^^; 私はマジでもう勘弁してほしかったので、MMさんに頭を下げてホテルに帰る事にした。EGさんはとりあえずついていったようだった。
時間は12時前くらいだったが1人ですすきのの街をぷらぷらと歩いていたが、せっかく札幌にきたんやしラーメンでも食ってかえろうと思い、目についたラーメン屋に入った。そこそこお客さんがいたのでまずくはないだろうと判断し塩ラーメンを頼んだが、まずまずであった。(ここ1年程、仕事仲間とラーメン倶楽部と称して、自分が行ったラーメン屋の情報を報告する事になっているので、一応写メを撮っておいた…嬉しがりか^^;)ホテルに帰りシャワーを浴びてベッドに横になったが、めっちゃ疲れていたのですぐに眠りにおちていった。
次は最終回かな…
お好み、鉄板焼き「くま吉」近鉄伏見駅 イズミヤ近く おいしいよ^^
「居酒屋とくちゃん」東中野4丁目 ジョナサン近く よろしくね^^
