昭和40年代に一世を風靡した、「子連れ狼」の歌について長年思っていた事についてちょっと書いてみます。1971年12月に発売されたらしいこの歌、橋幸夫と若草児童合唱団が歌いヒットした。(作詞:小池一雄、作曲:吉田正)
とりあえず1番の歌詞を・・・
「小高い丘の城跡の崩れかけてた東屋で、その子は父を待っていた。この日の朝には帰るはずの父であった。それが三つ目の朝となり、四つ目の夜が来て、五つ目の朝が雨だった・・・」(セリフ)
シトシトピッチャン・シトピッチャン・シトピッチャン
哀しく冷たい雨すだれ
幼い心を凍てつかせ
帰らぬ父(ちゃん)を待っている
父(ちゃん)の仕事は刺客ぞな
シトシトピッチャン・シトピッチャン
シトシトピッチャン・シトピッチャン
涙隠して人を斬る
帰りゃいいが帰りゃんときゃあ
この子も雨ん中 骨になる
この子も雨ん中 骨になる
あぁ〜大五郎 まだ三歳(みっつ)
シトシトピッチャン・シトピッチャン
シトシトピッチャン・シトピッチャン
三歳の男の子が、たった1人で父の帰りを待っている。いつ死んでもおかしくない仕事を持つ父をじっと待っている。父は父で、自分が死んでしまっては、子供ものたれ死んでしまう・・・あぁ、なんの因果でこうなってしまったのか・・・ みたいな感じのなんとも切ない歌にそれなりの感動は覚えるわけなんですが・・・ 皆さんもある程度の年齢の方なら♪シトシトピッチャン・シトピッチャン・・・という児童コーラスの件は耳にされた事がおありかと思います。中には♪シコシコピュッピュッ・シコピュッピュッ・シコピュッピュッとくだらん替え歌を口ずさんでおられた男性諸氏もおられたかもしれません(ワシだけか^^;)そんな事はおいといて・・・私がお伝えしたいのは、この先の事なんです。つまり、2番、3番の歌詞についてです。知っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方も多いのではないかと思いまして、こんな記事を書いたのですが・・・ 1番ならともかく、2、3番なんて、今となってはなかなか聴く機会なんてないじゃないですか・・・現に私も数年前に、偶然車の中でAMラジオから流れていたのを聴いたのを最後にそれ以来聴いた事がありません、というより、その時初めて聴いたと思います。
まぁ、とりあえず2番の歌詞を・・・
ヒョウヒョウシュルル・ヒョウシュルル・ヒョウシュルル
寂しくひもじい北風
こけし頭をなでていく
帰らぬ父(ちゃん)は今どこに
父(ちゃん)の仕事は刺客ぞな
ヒョウヒョウシュルル・ヒョウシュルル
ヒョウヒョウシュルル・ヒョウシュルル
子連れ狼と言えば、2番と言えどもシトシトピッチャンでしょ・・・って勝手に思ってたんで仰天しました^^; 何?ヒョウヒョウシュルルて?ほんでまたちょっと言いにくいし^^;北風の寒〜いイメージなんやろうけど、それがまた、こけし頭をなでていくて^^;切なさと感動が若干薄れて、ちょっとプッって感じになってしまったのです。
そしていよいよとどめの3番です・・・
「六つ目の朝 霜がおりた。季節の変り目を告げる別れ霜が・・・」(またセリフ)
パキパキピキンコ・パキピンコ・パキピンコ
雨風凍って別れ霜
霜踏む足がかじかんで
父を探しに出て行く子
父(ちゃん)の仕事は刺客ぞな
パキパキピキンコ・パキピンコ
パキパキピキンコ・パキピンコ
涙隠して・・・
・
・
あぁ〜大五郎 まだ三歳(みっつ)
パキパキピキンコ・パキピンコ
パキパキピキンコ・パキピンコ
パキパキピキンコ・パキピンコ (フェードアウト・・・)
どうです?2番でヒョウヒョウシュルルときてたんで、少々の事ではビビらんぞと思ってたのですが、思わずハンドルに頭突きかましそうになりましたわ・・・なんでもええけど、パキパキピキンコてあんた^^; 輪ぁかけて言いにくいし^^; 児童合唱団のかわいい歌声でパキパキピキンコて連呼されても^^;どーせーっちゅう話ですわ、ほんまに^^; そらまぁ、霜を踏む幼児の様子を捉えた感じとしては見事なフレーズやとは思いますが・・・ パキパキピキンコでフェードアウトされても・・・ もう完全に切なさも感動もぶっ飛び、パキパキピキンコしか耳に残ってませんでしたわ^^;
知っておられたらどーって事ないでしょうが、ご存知なかった方なら多少なりとも「へぇーっ」って感じでトリビアったのではないでしょうか?
ついでといっちゃぁなんですが、私なりの4番を・・・
ハゲハゲウララ・ハゲウララ・ハゲウララ
悲しく寂しいハゲ頭
幼い子供を凍てつかせ・・・
子供ビビらしてどないすんねん^^;

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